大英帝国製後部泥除けの取付

 VFR800VTEC Owners & Buyers MLにて呼びかけさせて頂きましたNWS Huggerの集団購入(輸入)について、なんと私を含めて16名の希望者が揃い、当初は個人輸入しようと思っていたのにちょっとくじけちゃって輸入代行をお願いしてしまいましたが、このたびようやく製品が届きましたので、ここにその取付方法等をUPさせて頂こうと思います。


←届いた伝票にはこの様に記載されていました。

荷姿→

外観


←車両前側から

車両後側から→

 本物のカーボンで出来ています。

←内側(タイヤ側)



付属品です→

←今回使用した工具です。左側から

・六角レンチ
・プラスドライバー
・ダルマ型プラスドライバー
・プライヤー(ラジオペンチ)
・ニッパー

あれば便利
・エンジンルームすっきり(プレステージ)
 このフェンダーを付けるあたりは泥・油汚れがひどい箇所なので、こういう便利アイテムを使って掃除しておきましょう!

 まず、添付されていた取付説明書(fitting instructions)を和訳してみました。→
 この説明書は(元の英文でも)あまり親切ではないので、参考程度にしかならないかも?

 なお、原文、および訳文の著作権の関係で閲覧にはパスワードを設定しましたのでご了承下さい。パスワードは申請により発給します。閲覧ご希望の方はEメールにてご連絡下さい。また、データやパスワードの無断転載・無断利用、第三者への通知はご遠慮下さい。

取扱説明書(和訳)

←まず、ブレーキ関係のホースを止めてあるクリップのスクリュを外します。全部で4カ所スクリュがありますが、車体外側の2カ所を外すのみで構いません。ねじロックを使用して止めてありますので、プラスドライバーは大きさの合ったものを使用し、ねじをつぶさないように慎重に回し、外して下さい。

 こちらの写真では奥側は両方のねじを外していますが、この場合チェーンケース内側のねじ受け金具が脱落しますのでご注意下さい。私の場合はこの様に外して清掃を実施しました。ねじ受け金具を戻すのに少し苦労しましたけど・・・。
 ちなみに、奥側はダルマ型ドライバーでないと回せません→

←クリップのねじを外した側にブラケットを置きます。

 M6ステンレス製ワッシャを介してM5×16なべ子ねじで留めます。当然ねじロックは塗布して下さい→

←インナーフェンダーの穴にタイラップを2本写真のように差し込みます。

 タイラップはスイングアームのスプリングとリンケージの両側を通して結束します。このときはまだ仮止めにして下さい。

←インナーフェンダーをブラケットにナイロン製ワッシャを介してM6×12六角穴付きボルトで仮固定します。

 ↑インナーフェンダーの取付状態を最終的に確認して、タイラップを締め付けます。その後、六角穴付きボルトを締め付けます。六角穴付きボルトにはねじロックを塗布のこと。
 タイラップは上記写真の通り出代を残しておいた方が良いでしょう。後日緩みが出たときに再締め付けが容易になります。
 なお、タイラップは全部で4本付いていますが、2本は予備です。もしなくなっても長さは420mmとのことですので、国内で入手できるでしょう。

 さて、取付が完了しました。簡単でしょう?

←右後方より見て



 左後方より見て→








←左前方より見て



 左真横から見て→

 取付は全般に簡単です。ただし、ドライバーを使用したなべ子ねじの取り外し、締め付け時の十字溝の破損(なめ)や、ねじロックの塗布要領に注意が必要です。それから、せっかくの機会ですので、このスイングアーム付近を掃除しましょう。

 説明書によると、時々フェンダーの取付状態・・・特にタイラップを確認して下さいとのことです。タイラップは樹脂ですから劣化します。ですので、あくまで消耗品と考えた方がよいでしょう。